2012 - 2013 編集委員会委員

 

 

委員長

青井哲人 Akihito Aoi

1970年生まれ|建築史・都市史│明治大学准教授|『植民地神社と帝国日本』『彰化 一九〇六年』ほか|人間環境の時間的挙動の学|都市と住まいの「かたさ/やわらかさ」は地域によって異なるが、災害はそれを試し、露わにする。再帰的な災害と復興を日常に組み込むための議論を

幹事

平良敬一 Keiichi Taira ( 顧問)

1926年沖縄県生まれ│1949年東京大学第一工学部建築学科卒業│『国際建築』『新建築』『建築知識』『建築』『SD』などの編集者を経て、1974年建築思潮研究所設立│『住宅建築』『造景』を創刊│1997年日本建築学会業績賞受賞│著書に『「場所」の復権』│訳書にバーナード・ルドフスキー『人間のための街路』ほか

安藤正雄 Masao Ando

1948年生まれ|建築生産・構法計画|千葉大学大学院工学研究科教授|構工法計画など建築ものづくりに関連する課題に取り組む|2004年日本建築学会賞(論文)|共著に『変革期における建築産業の課題と将来像』ほか

田村和夫 Kazuo Tamura

1952年生まれ|建築構造・耐震|千葉工業大学工学部建築都市環境学科教授│免震・制震の研究開発や地球環境の観点からの建築構造のあり方を検討してきた|耐震設計の原点に戻り今後の建築の方向を考えたい

渡邉浩文 Hironori Watanabe

1965年生まれ|都市環境|東北工業大学教授|同大建築学科復興支援室・室長として悪戦苦闘中|共著に『都市環境のクリマアトラス』『都市環境学』ほか

委員

饗庭伸 Shin Aiba

1971年生まれ|都市計画・まちづくり|首都大学東京准教授|まちづくりに関する技術開発と実践|2年間で東北の復興をひとつでも多くお手伝いしたいのと、次世代の都市計画理論の議論の決着を付けたい

東淳子 Junko Azuma

1962年生まれ|建築設計|大林組建築本部|主な作品に「六花亭中札内村工場」(2011年日本建築学会賞[業績]受賞作品)、「築地えとビル」「三番町パークテラス桜苑」ほか

生田京子 Kyoko Ikuta

1971年生まれ|建築計画|名城大学理工学部建築学科准教授|主に福祉施設の研究や住宅プロジェクトに取り組む|共著に『デンマークのユーザーデモクラシー』ほか

居駒知樹 Tomoki Ikoma

1969年生まれ|水波工学・浮体運動学|日本大学理工学部海洋建築工学科准教授|海洋の浮体式建築物や各種浮体式構造物の波浪中性能評価|海洋エネルギーの積極的利用を促し、それを東北の都市・地域・産業の復興の武器にしていきたい

梅津章子 Akiko Umezu

1970年生まれ|文化財保存|文化庁文化財部伝統文化課文化財保護調整室 文化財総合活用推進調査官(・併)参事官(建造物担当)付文化財調査官│文化財を総合的にとらえた保存・活用の在り方を模索中。文化財防災対策については、喫緊の課題として取り組んでいます

大沼正寛 Masahiro Onuma

1972年生まれ|建築設計・地域計画・建築歴史地理|東北文化学園大学准教授|建築の経年と深価をテーマに、現代木造・修復設計から町並み保全・住環境史まで幅広く実践・研究|深みある次世代建築の糸口を東北の現場から探りたい

小田島暢之 Nobuyuki Odajima

1976年生まれ|構造設計|竹中工務店東京本店設計部|主な構造設計作品に「GYRE」「スタンレー電気本社ビル」「横浜ダイヤビルディング」「新宿三丁目レインボービレッジ」ほか

樫本信隆 Nobutaka Kashimoto

1975年生まれ│構造設計│日建設計構造設計部門│主な構造設計プロジェクトに「東京タワー耐震改修」「飯田橋ファーストタワー」「大手町一丁目第2地区市街地再開発事業B棟(建設中)」ほか

加藤研一 Kenichi Kato

1959年生まれ|地震工学|㈱小堀鐸二研究所統括部長|東北地方太平洋沖地震による揺れの解明に挑戦中|共著に『地盤震動─現象と理論』『最新の地盤震動研究を生かした強震波形の作成法』ほか

近藤卓 Taku Kondo

1971年生まれ|ランドスケープ|近藤卓デザイン事務所代表|東京理科大学、武蔵野大学非常勤講師|栗山アソシエイツ・パートナー(子育て支援環境づくり)|2012年4月~宮城大学大学院博士後期課程予定|共著に『ランドスケープ批評宣言』|主な作品に「ノリタケの森」(大成建設)、「うねうね公園」ほか

末廣宣子 Noriko Suehiro

1960年生まれ|建築設計|NKSアーキテクツ主宰|主な作品に「志井のクリニック」(2010年日本建築学会作品選奨)、「長崎港松が枝国際ターミナル」「香椎保育所」ほか

砂本文彦 Fumihiko Sunamoto

1972年生まれ|都市・建築史|広島国際大学准教授|著書に『近代日本の国際リゾート』『図説ソウルの歴史 漢城・京城・ソウル 都市と建築の六〇〇年』│共著に『社宅街 企業が育んだ住宅地』『レジャーの空間』ほか

曽我部昌史 Masashi Sogabe

1962年生まれ|建築設計|神奈川大学建築学科教授|みかんぐみ(共同主宰)と曽我部研究室の両輪で設計活動|最近の作品に「上勝町旭町営住宅」「寿公園再整備」(曽我部研究室)、「新・港村展会場構成」(みかんぐみ)ほか

竹内泰 Yasushi Takeuchi

1967年生まれ|建築設計|宮城大学事業構想学部准教授|地蔵の祠など都市にある小さな聖地に関する研究を軸に建築設計について思索|2004年「丸の内オアゾ」、2007年「新丸の内ビルディング」(2009年まで三菱地所設計)、2011年「番屋プロジェクト」

寺川政司 Seiji Terakawa

1967年生まれ|ハウジング・まちづくり|近畿大学建築学部准教授|阪神・淡路大震災を契機にCASEまちづくり研究所を主宰し、2011年より本職(地域マネジメント研究室)|地域の再価値化とコレクティブタウンの実践的研究

中島直人 Naoto Nakajima

1976年生まれ|都市計画|慶應義塾大学環境情報学部専任講師|著書に『都市美運動 シヴィックアートの都市計画史』『都市計画家・石川栄耀 都市探求の軌跡』ほか|「思い思い」に佇める広場のような雑誌をつくりたい

蜷川利彦 Toshihiko Ninakawa

1963年生まれ|建築構造|九州大学大学院人間環境学研究院教授|組織設計事務所の構造設計を経て2009年より大学教員|建築にとって構造がどうあるべきかを考えています

野田郁子 Ikuko Noda

1979年生まれ|建築設計|元・三菱地所設計|2009年竣工「三菱一号館」の復元設計を担当

初田香成 Kosei Hatsuda

1977年生まれ|都市史・建築史|東京大学大学院工学系研究科建築学専攻助教|著書に『都市の戦後─雑踏のなかの都市計画と建築』│共著に『都市計画家・石川栄耀 都市探求の軌跡』ほか

藤原健二 Kenji Fujiwara

1976年生まれ|都市再生|内閣官房地域活性化統合事務局参事官補佐|これまで密集市街地整備、中心市街地活性化、住宅・建築物の省エネ対策等に関する施策の企画立案を担当|現在、大都市を中心とした都市再生に関する施策の企画立案を担当

前真之 Masayuki Mae

1975年生まれ|建築環境|東京大学准教授|主に住宅における省エネルギーと自然エネルギー活用|自然エネルギーを最大限活用したとき、建築はどんな形になるのかに最も興味があります

牧紀男 Norio Maki

1968年生まれ|防災計画・復興計画|京都大学防災研究所准教授|被害を防ぐ、被災後の対応・再生を考えるという観点から災害を研究|著書に『災害の住宅誌』

森傑 Suguru Mori

1973年生まれ|建築計画・都市計画|北海道大学大学院工学研究院教授|ヒューリスティクスの観点からの計画論を探求|現在、東北被災地の住民発案による集団移転計画に注力|地方の豊かさの発信を目指す

吉村靖孝 Yasutaka Yoshimura

1972年生まれ|建築設計|吉村靖孝建築設計事務所代表|早稲田大学、東京工業大学、東京大学大学院非常勤講師|「中川政七商店新社屋」「Nowhere butSajima」といった作品のほか、「エクスコンテナ」「CCハウス」など建築の複製に関する活動を継続中|著書に『超合法建築図鑑』『EX-CONTAINER』ほか

2010-2011 編集委員会委員