表紙アートワーク SPREAD
表紙写真 神宮巨樹
2023-2月号 FEBRUARY
特集02 ビブリオの人々
図書館の計画に際して、建築関係者は地域に開くことや機能を混ぜることに注力してきたように思う。
果たしてこの「開く」「混ぜる」という価値観は社会やユーザーに共感されているのだろうか。
図書館に集う・関わる人々に着目し、そこに芽生える新しい意味や可能性を探りたい。
※「Biblio」は「本」を意味する接頭辞
[目次] |
000 | 連載 インスピレーションの起源 第14回 嘉門佳顕 |
002 | 特集 ビブリオの人々 |
004 | 座談会 図書館はどこまで開くのか? ―屋根のある広場の可能性と限界 久野和子・小松尚・須賀千絵 |
010 | 論考1 施設再編と図書館ネットワーク 生田京子・中井孝幸 |
012 | 座談会 図書館はどこまで混ざるのか? ―融合することの可能性と限界 畝森泰行・垣野義典・ 前田洋一 |
018 | 論考2 図書館から、蔵書を解放する 南野稔 |
020 | インタビュー 社会をつつむ、おおきなめまい 仙田満 |
026 | 論考3 図書館は、音環境デザイン挑戦の場所 石田康二 |
028 | コロナ禍で浮き彫りになった 実空間としての図書館の存在意義 中川百里香・舟田彰・松原茂樹 |
032 | 圧縮された都市をほどく ─香港から見る都市空間と社会の連関 富永秀俊 |