表紙アートワーク SPREAD
表紙写真 神宮巨樹
2023-12月号 DECEMBER
特集12 世界のみかた
世界が揺れている。
災害に戦争、食料危機。疫病が去った後も世界の試練は続く。
気候が変動し、地勢も変化する中で、人やモノ、経済も右往左往している。
当たり前だったことが懐かしい風景となり、立ち位置の日々の更新が余儀なくされている。
「建築の見え方と見せ方を考える」を編集テーマに掲げてきた本編集体制も今号が最後。
少し視野を広げて、建築を通してみる世界の見え方を再設定したい。
[目次] |
000 | 連載 インスピレーションの起源 第24回 前川國男 |
002 | 特集 世界のみかた |
004 | インタビュー1 地球のみかた 藤本壮介 |
010 | まなざしを再設定する ─改めて、ジェンダーから建築を考える 根来美和 |
012 | 鼎談 建築を翻訳する 寺田真理子 篠原祐馬 伊藤維 |
018 | 論考 災害と設計教育 マシュー・ムレーン |
022 | インタビュー2 建築的イマジネーションのゆくえ 八束はじめ |
030 | 建築×広告 「一歩引いて見る」特性を広告の世界で生かす 尾上永晃 |
034 | 連載「建築×〇〇で広がる未来」を振り返る ─建築の可能性はどこまでも広がっている 佐藤布武 海塩渉 福島佳浩 鍵直樹 岩佐明彦 |
036 | 北海道南西沖地震からの再生 ─奥尻島、30年の歩み 竹田彰 |
040 | 連載「RECOVERING NOW」を振り返る ─その時代と土地の歴史とともにある復興 佃悠 前田昌弘 饗庭伸 岩佐明彦 |
042 | コロナ禍で建築学会大会はいかに開催されたか ─集う意義を再考する 井戸田秀樹 谷口尚弘 |
046 | 連載「コロナ備忘録」を振り返る ─その時、建築で何が起こっていたのか 岩佐明彦 鍵直樹 上野佳奈子 福島佳浩 |
048 | 編集後記(2022-2023) 会誌編集委員会 |