『建築雑誌』は、明治20年から続く日本最古の建築メディアです。
本文PDFの閲覧につきましては、こちらでご確認ください。
本文PDFの閲覧につきましては、こちらでご確認ください。
2024-03
『幸せな名建築たち 住む人・支える人に学ぶ42のつきあい方』
2024-3月号 MARCH
特集＝ 03 AIの衝撃
期待と葛藤を抱えて進む
03 Impact of AI:
Moving Forward with Expectations and Conflicts
特集03 AIの衝撃：期待と葛藤を抱えて進む
深層学習を基盤とするAIが社会に衝撃を与えている。精度と社会実装・技術展開の速さから具体的な発展・期待が生まれる一方で、戸惑いや不安も生じている。建築学でも同様であろう。建築・都市に関わる実務や研究、学びに対する具体的な影響を超え、フィジカルかデジタルといった領域も超え、創造や人の概念にまで影響を及ぼしている。このような期待・危惧・葛藤に、建築学がいかに向き合うかは直近の最重要テーマの一つである。本特集では、AIが浸透する社会との向き合い方を他分野の先端的な研究者・実践者インタビューも交え、建築学がいかにAIによるさまざまな変化を受け止めるかを論考から示唆したい。
| ［目次］ |
| 000 | 連載 建築アーカイブの現在 文化庁国立近現代建築資料館（3） |
| 002 | 特集 AIの衝撃：期待と葛藤を抱えて進む |
| 004 | 論考1 AIの衝撃 --期待と葛藤を抱えて進む 山田悟史 |
| 008 | インタビュー1 生成AIの成長過程と驚き --技術的経緯と課題・展望 川原圭博 |
| 012 | インタビュー2 AIに迫られる現実感の 自己追求と生み出される豊かさ 藤井直敬 |
| 016 | インタビュー3 AIが身体を持つこと 谷口忠大 |
| 020 | インタビュー4 空間AIが生み出しうる価値と課題 三宅陽一郎 |
| 024 | 論考2 不気味の谷に留まること 平野利樹 |
| 026 | 論考3 都市をフィールドとする研究者からみた AIへの「期待」と「葛藤」 沖拓弥 |
| 028 | 論考4 AIがもたらす自動施工の展開・課題・憂鬱 平沢岳人 |
| 030 | 論考5 AIはルネサンスの衝撃を越えるか? 加藤耕一 |
| 032 | 論考6 建築構造設計におけるAIとのつきあい方 木村俊明 |
| 034 | 論考7 地球規模の環境問題に立ち尽くす人間は AIをどうするのか 大岡龍三 |
| 036 | 論考8 AIによって変わる 建築の消費者というゲームチェンジ 對間昌宏 |
| 038 | 座談会 AI時代の建築・都市とは? --特集を振り返って考察する 池田靖史・稲坂晃義・谷口景一朗・山田悟史 |
建築家の転回点
| 042 | 純粋な建築 伊東豊雄 |
私の三つ星建築たち
| 048 | SDGs達成に寄与する 伊香賀俊治 |
