表紙アートワーク SPREAD
表紙写真 神宮巨樹
表紙撮影協力 代官山 蔦屋書店

2022-8月号 AUGUST

特集= 08 本は建築


08 Books as Architecture

 

特集08 本は建築

デジタル化で抜け殻になったと思われた本は、物体として新たな価値を持ち始めている。本と建築が協働した「本×プログラム×建築」には、新しい可能性が見えつつある。
思えば建築と本は似ている。多くの人が関わることができる包摂性を持ち、やろうと思えばDIYで作ることもできるようになった。
いま、建築もデジタル化の洗礼を受けている。オンラインで抜け殻になりつつある建築が、先達である本から学ぶべきことは何か。

[目次]

000連載
インスピレーションの起源 第8回
安藤忠雄

002

特集 本は建築
Books as Architecture

004座談会
本と建築の関係を考える
幅允孝・山﨑健太郎

本と建築の関係をアップデートする
010本で起こす小さなコト
鈴木毅・岩佐明彦
014本で進化する建築設計事務所
東海林健
016本と空間をつなぐ本棚の設計
伊藤維
020本の建築的考察
斧澤未知子
022インタビュー
本に託す建築の未来
安藤忠雄

コロナ備忘録⑤
028学校とパンデミック
―教育の場からオンラインと実空間を再考する
垣野義典

web連携 建築討論Annex
032「建築的視点」でさまざまな本を読む
藤本貴子